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2010年11月7日日曜日

Fedora 14 と Wine 1.3.5 と Office2000

Fedora14ではWineが新しい1.35が使える。以下自分的設定


アプリケーション
1.Fedoraディストリビューション版のOpenOfficeが新しい3.3.0になっているのが使いたかったのでインストール。
yum install openoffice.org-writer
yum install openoffice.org-calc
yum install openoffice.org-impress
yum install openoffice.org-draw


日本語環境改善拡張機能パッケージを追加
作業前にホームディレクトリの .openoffice.org を削除したあと、http://sourceforge.jp/projects/openoffice-docj/releases/?package_id=9481 のページから DefaultSettingsForJapanese.oxt をクリックしてそのままOpenOfficeで開くとインストール完了。ほぼ公式の日本語版と同じになる。
openoffice-nihongo-kakuchou.png

次のようなエラーが出るときは.oprnoffice.org を削除しなおして再度トライ。
openoffice-nihongo-error.png


2.Dropboxをインストール。
13のリリース直後もそうだったが今回の14のリリース直後も dropbox
を入れた後、yum update で「エラー: Cannot retrieve repository metadata (repomd.xml)
for repository: Dropbox. Please verify its path and try
again」が時々出た。エラーが出るときはしばらくコメントしておく。

cd /etc/yum.repos.d

mv dropbox.repo dropbox.repo-

3.メールソフトはsylpheed。OutlookExpressぽくて良い。元から入っているevolutionは消す。旧マシンからは~/.sylpheed-2.0 のフォルダをコピーすれば設定とメールデータを引き継げる。
yum erase evolution
yum install sylpheed

4.FirefoxにFirefox syncとchaika(笑)を追加。フラッシュのプラグインは最新の flash squareをダウンロードしてlibflashplayer.so を ~/.mozilla/plugin に手でコピーすればOK
java-pluginが入っていないのでこのようにして入れる。
yum install java-1.6.0-openjdk-plugin

5.nkfを追加。メモ帳アプリgeditが文字コード判別に失敗するテキストファイルは nkf -w としてutf-8にかたっぱしから変換すれば解決。念のためvim-X11も追加してもいい。
yum install vim-X11
6. メモアプリgnote
日付メモのプラグイン「Note of the Day」が要らないんだけどDisableできないバグが相変わらず残っているので、/usr/lib64/gnote/addins/0.7.3/noteoftheday.soを消して無効にする。
旧マシンからは~/.local/share/gnote のフォルダをコピーして再起動すればデータを引き継げる。
7. FTPクライアント Filezilla
yum install filezilla
8. 画像処理ソフト gimp
yum install gimp


システムとホームディレクトリ
1.パーティションは /boot、/、swapの3つだけ。LVMは使わない。それから前回は/tmpをtmpfsにしたが今回PCを入れ替えたらHDも速くなっていたのでデフォルトのまま使っている。
2.英語フォルダ名で使う。
もし日本語フォルダになっていてもEnglish

でログインすると英語フォルダに書き換えてくれる。使わないっぽい自動起動アプリも停止しておいてもいい。
3.SE-Linuxを無効にする。
gnomeアプリの「SELinux management」がデフォルトで入っていないので、コマンドプロンプトで system-config-selinux とすると使えるようになる。無効・許容(警告のみ)・強制 の3つから選べるので無効に変更。デフォルトは強制。
4.Dropbox
でファイルすべてを同期させるので、デフォルトのフォルダをDropbox以下に設定。.config/user-dirs.dirsを修正する。ここで
指定したフォルダが無いと再起動時に自動的に$HOMEに書き換えてくださる(笑)
XDG_DESKTOP_DIR="$HOME/Dropbox/Desktop"
XDG_DOWNLOAD_DIR="/tmp"
XDG_TEMPLATES_DIR="$HOME/Templates"
XDG_PUBLICSHARE_DIR="$HOME/Public"
XDG_DOCUMENTS_DIR="$HOME/Dropbox/Documents"
XDG_MUSIC_DIR="$HOME/Dropbox/Dropbox/Desktop"
XDG_PICTURES_DIR="$HOME/Dropbox/Desktop"
XDG_VIDEOS_DIR="$HOME/Dropbox/Desktop"

いらなくなった~/Documents, ~/Pictures,~/Music, ~/Videos , ~/Download , ~/Desktop などはゴミ箱に入れて消す。

日本語入力
google日本語入力オープン版のmozcを追加する。Fedoraリポジトリに入ったので普通にインストールできるようになった。
yum install mozc
yum install ibus-mozc

これでmozcを選択できる。
ibus-mozc.png


iBusではなぜか漢字ON/OFFするのに、Alt+漢字でできなくていらいらするのでトリガーに Alt-Kanji を追加。
ibus-trigger-key.png




フォント
IPAfont00302.zipとIPAexfont00102.zipをインストール。VLゴシックも綺麗だけど、IPAフォントも必須。MS系フォントはメイリオでさえGnome環境ではうまくアンチエイリアスが効かないようだ。


Firewall
Dropbox用にTCP 17500 と UDP 17500 のポートを開ける。これでLAN内のPCどうしで同期してくれる。
f13-firewall.png



WineをインストールしてWidowsエミュレータ


あとで入れるwinetricksがwine-32bit版限定なので必ず32bit版のwineをインストールすること。OSが64bit版だと特に指定しないと64bit版のwine.x86_64が入ってしまうので注意。

yum install wine.i686

wine-ver135.png

Wineを立ち上げると「Geckoが無いのでwineでインストールできるがOSディストリビューションのGeckoを使った方がいい」と言ってくるがそのままwineからGeckoをインストールする。

wine-gecko.png


とりあえずこれだけで秀丸くらいは exeを右クリックして「Wine Windows Program Loaderで開く」とするとインストールできる。



winetricksを使ってアプリケーションのインストール
オープンソースのwineではwinetricksを使い、MSのコンポーネントをダウンロードしてインストールすることが必須と言っていいです。同じくwineベースの市販CrossOverでは特にこのような苦労せずたいていのwindowsアプリが動作しますので、手間を省きたい場合はwineでなくそっちを使おう。

公式ページはこちら。http://wiki.winehq.org/winetricks

ログインユーザで
wget http://www.kegel.com/wine/winetricks
sh winetricks
とするとウィンドウが開いてインストールできるコンポーネントを選択できます。

あわせて、MSのインストーラが使うのでキャビネット展開ツールをインストールしておきます。

yum install cabextract



Office2000をインストール

・OLEAUT32.DLL が違うとエラーを出して進めないが、手作業でOffice2000のCDROMのSYSTEMフォルダから
OLEAUT32.DLL を
.wine/drive_c/windows/system32にコピーするとOK。元あったファイルはリネームしておく。
error-office2000-oleaut32dll.png


・インストーラは文字化けするが気にしない。
*MSのサポートページにあるOffice2000のインストール画面のキャプチャhttp://support.microsoft.com/kb/880522/ja
*SONYのサポートページにあるOfficeXPのインストール画面のキャプチャ
http://search.vaio.sony.co.jp/solution/S0106140006590/

・Word2000/Excell2000は動く。Access2000はエラーを出して動かないが、winetricksから jet40 を追加すると Access2000も動く。Office2000のインストール直後にAccess2000を起動して出るエラーメッセージはこちら。

Screenshot-Microsoft Access - Unable to Locate DLL.png

sh winetricks としてウィンドウが開いてインストールできるコンポーネントを選択する画面で
jet40を選択して
Screenshot-Winetricks.png

インストーラが走ります。このあと少しエラーが出ますが大丈夫のようです。
Screenshot-Jet 4.0 Service Pack 8.png

access2000を立ち上げると、テーブルの日本語が文字化けしますが動作します。文字化けは ツール-オプション で「代替フォントを使用する」の欄に「VLゴシック」を指定すればOKです。
daitai-font.png




その他、たいていのWin用アプリに必要なコンポーネント

ie6 (いろいろなアプリでIE6コンポーネントが使われています)
ie6.png

cjkfonts (日本語フォントサポート。入れてもぱっと見では特に変わったところはないのですが不思議とエラーが出ていたアプリが、エラーなく立ち上がるようになります)
cjk-fonts.png

以上のように、うちでは jet40、ie6、cjkfonts の3つを入れておくだけでほとんどのアプリが動くようになりました。



追加しておくと良いコンポーネント
先ほどコピーしたOffice2000などに付いているOLEAUT32.DLLのタイムスタンプは2000/1/20と古い。次のコンポーネントをインストールすることでOLEAUT32.DLLも2004/2/17のものにバージョンアップされるので追加しておこう。既にこのコンポーネントを追加済みでも古いアプリを入れた後は、入れ直して更新しておくのがおすすめ。

vb4run (Visual Basic 4 Runtime)
vb5run (Visual Basic 5 Runtime)
vb6run (Visual Basic 6 Runtime)
vcrun6sp6 (Visual C++6 SP6)
vb456-vc6sp6.png







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